アカカマスやヤマトカマス、オニカマスなど多くの種類があるが、普通釣りの対象として「カマス」というとアカカマスを指す事が多い。 どの種類も体型は細長くて口先が尖り、鋭い牙を持つ捕食性の高いグループである。口が『叺(かます:ムシロで作った口の大きい袋)』のように大きいという事から、「カマス」と呼ばれるようになったという説もある。 なお、「バラクーダ」の呼び名で知られるオニカマスはカマス科の中で最大の種で、2mを超えるものもおり、人を襲うとして地域によってはサメよりも恐れられている。