名に「イサキ」とつくがハタ科の魚で、サクラダイなどと同じハナダイ亜科に属している。 ハナダイ亜科の魚としては大型で、最大で40cmくらいになる。 体の色は、メスはほぼ赤一色だがオスはややピンクがかかっており、体中に黄色い模様が入っているので雌雄の区別をつける事は簡単である。サクラダイと同様、メスからオスに性転換する事で知られている。 主に水深100m前後の岩礁域に生息しており、マダイや沖メバルを狙っていると釣れる事が多い。 見た目は派手だが美味な魚で、塩焼きや蒸し物などで美味しい。大きいものは刺身もいけるが、身が締まっているので薄造りが向いている。