魚図鑑

オニカマス
画像提供:浜チャンさん
□説明
カマス科最大の種で、「バラクーダ」と言った方が通りがよいだろう(正式な英名はグレート・バラクーダ)。シガテラ毒を持つ事もあるので、「ドクカマス」と呼ばれる事もある。 単独でいる事が多く、他のカマスと違って大きい群れをつくる事はあまりない。 西インド諸島などでは「人を襲う、サメより恐ろしい魚」と言われているが、どこの地域でも恐れられているわけではない。ただ、光る物や不安定な動きをする物に反応する為、ダイビングの際は注意した方がいいだろう。 成魚は沖縄や小笠原あたりにしかいないが、幼魚は黒潮にのって本州南部の太平洋岸にもやってくる。また、小さい頃は汽水域を好むので、マングローブ地帯で釣れる事も多い。