北海道や東北に分布する海産のカジカ。北海道では「オイランカジカ」「ヤマノカミ」などと呼ばれている。 あまり大きくはならず、最大でも30cm程。頭部には骨質の突起が数多くあるが、中でもエラ蓋から伸びる長いトゲが最大の特徴。この強大なトゲから「鬼カジカ」の名がつけられた。このトゲは刺さると痛い上に網に絡まってたりするので、漁師には嫌われている。 食用として利用される事はあまりないが、味はいいらしい。