体は細長いがフエダイの仲間。「大口」の名の通り、他のフエダイ科の魚と比べると口が大きい。同属のイシフエダイと比較的よく似ているが、上顎が銀色に輝いている点で区別できる。 また、尾が大きく、深く湾入しているのも特徴的である。大きいものでは1mを超える。 南の海に多い魚で、沖縄ではタイクチャーマチと呼ばれている。主に水深100m前後に生息しているが、磯や堤防で釣れる事もしばしばある。 市場に出回る事は少ないが高級魚として扱われており、刺身や塩焼きなどで非常に美味。