魚図鑑

ウラウチフエダイ(パプアンバス)
画像提供:魚種格闘技戦!
□説明
現在のところ、西表島とニューギニアだけで分布が公式に確認されている淡水性のフエダイで、日本国内では1992年に初めて発見された。 西表島の浦内川で発見された事にちなんで「ウラウチフエダイ」と名付けられた。英名は「パプアン・ブラック・スナッパー」だが、釣り人にとっては「パプアンバス」が最も通りがよい名前だろう。 稚魚の頃は海で生活しているが、成長するに従って淡水域で生活するようになる。 最大で1mを超える巨体の上に非常に力強いファイトをするので世界的に人気が高く、本種を求めてニューギニアへ遠征する人もいる。そのパワーは淡水魚の中でも最強ではないかと言われるほど凄まじい。 ただし、日本ではとても数が少なく、環境省のレッドリストに掲載されている程なので釣る事は難しい。