魚図鑑

アオヤガラ
□説明
日本に2種類いるヤガラ科の魚であるが、美味なアカヤガラに対して身が独特の臭みがあり、見た目も毒々しいために食用としては好まれず、市場にでてもアカヤガラとは比較にならない低値で取引される。 普段は薄い青紫色をしているが、釣りあげられた時など興奮すると黒い段だら状の横縞帯が出現しよりいっそう毒々しく見える。 アカヤガラよりも浅い場所に生息し、堤防などでも釣れることがある。 アオヤガラ同様昔は吻や尾部の乾燥物を漢方薬として用いた。腎臓病に効果があると考えられていたようである。