魚図鑑

イトヨリダイ
□説明
水深40~100mの砂泥底に生息しており、アマダイを狙っているとよく釣れてくる。 ピンクの体に鮮やかな黄色い縦縞が数本入っており、尾ビレの上端が金色の糸のように長く伸びている事が特徴。「イトヨリダイ」の名は、「泳いでいる時に体の黄色い縞がまるで金色の糸をよっているように見えるから」という説と、「尾ビレの先の糸が、泳いでいる時に旋回しているように見えるから」という説がある。 非常に美味な魚として知られているが、関東よりも西日本で好まれている。身は柔らかいが上品な味で、蒸し物や煮付け、刺身、湯引き、潮汁などで美味しい。江戸幕府11代将軍・徳川家斉も本種を好んで食べたと言われている。