魚図鑑
イズカサゴ(オニカサゴ)
画像提供:船釣り一番
□説明
危険! 背ビレ、腹ビレ、尻ビレの棘に毒がある 普通「オニカサゴ」と呼ばれて釣りの対象となっているのは本種である(標準和名オニカサゴという魚は、別に存在している)。西日本では「オコゼ」や「沖オコゼ」と呼ばれる事もある。 深い海底を住処にしているが、水圧の変化に強く最後まで抵抗するので、釣り味は面白い。しかもカサゴ類の中でも特別に美味しい魚で、刺身や鍋、唐揚げなどで賞味される。 背ビレ、腹ビレ、尻ビレの棘に毒があり、中でも背ビレの棘に最も強力な毒があると言われているが、実際に毒腺があるかきちんと研究がされたわけではない。ただ、この棘は鋭く強大なので、注意して触らないに越した事はない。釣れたらメゴチバサミで挟んでヒレを切った方がよい。