魚図鑑

ラージマウスバス(ブラックバス、オオクチバス)
画像提供:bunさん
□説明
ルアーフィッシングの対象魚としてあまりにも有名。和名は「オオクチバス」だが、普通は「ブラックバス」もしくは単に「バス」と呼ばれる事が多い。過去に「大口黒鱒(オオクチクロマス)」等と呼ばれた事もあったが、マス類とは全く関係がない。 北アメリカ南東部が原産の外来種で、日本には1925年に赤星鉄馬氏が芦ノ湖に放流したのが最初。現在日本にいるのはノーザン・ラージマウスバスという亜種がほとんどだが、池原ダムなどにはより大型になるフロリダ・ラージマウスバスが生息している(近年の研究では遺伝子等の相違により、別種とする見解もある)。 かつては止水域にしか生息できないと言われていたが、かなり流れのある河川でも見られ、今では「川バス」という言葉もすっかり定着している。 あらゆるルアーに対して反応が良く、釣り方も多様な為、バス釣りにはルアーフィシングの大部分の要素が詰まっていると言われている。