魚図鑑

ヨリトフグ
画像提供:オフショアレボリューション
□説明
他のフグと違い、体には特に模様がない。また、体の表面には小さいトゲがないので、とても滑らかな体をしている。 主に水深50~500mあたりに生息しているので、中・深場の釣りで外道としてかかる事が多い。いったんハリがかりすると水を飲んでパンパンに膨らんで重くなり、巻き上げるのに一苦労させられるので釣り人には嫌われている。 フグ類には珍しく無毒だが、体がブヨブヨとたるんでいるせいか食用にされる事はあまりない。実際、身に水分が多いので刺身には向いていない。だが、干物や唐揚げなどにするとかなりいけるらしく、肝も美味しいらしい。