魚図鑑
アユ
画像提供:鮎2005
□説明
日本を代表する魚の一つで、古事記・日本書紀など古くから日本の説話に登場してきた、あまりにも日本人になじみの深い魚で、夏を代表する釣り物でもある。 幼魚は春に海から川に遡上して成長し、秋に河口近くで産卵して生涯を終える1年魚。川では縄張りを作って石についたコケを主食とするが、その習性を利用した「友釣り」があまりにも有名。だが、幼魚のうちや台風などでコケが流された時などはプランクトンや水生昆虫といった小動物を食べるので、シラス等を使ったエサ釣りや毛鉤を使ったドブ釣りなどで釣る事ができる。 調理法はあまりにも多いがスタンダードなのはやはり塩焼き。「香魚」と言われる 所以であるその香りを、存分に楽しむ事ができる。 なお、奄美や沖縄には別亜種のリュウキュウアユがいる。