背ビレと尻ビレにはっきりした黒帯が入っているのが特徴で、これが鷹の羽の模様に似ている事から北海道では「タカノハガレイ」と呼ばれている。最大80cmにもなる大型のカレイで、カレイの中では比較的口が大きい。北海道や東北といった北日本に分布しており、本州中部以西には生息していない。 投げ釣りや船釣りで釣れたりするが、数が少ない為、養殖や放流が盛んに行われている。一時は「幻の魚」とまで言われた高級魚である。 同属のホシガレイとよく似ているが、ホシガレイの場合は背ビレと尻ビレに入っているのが黒帯ではなく黒斑である事で区別できる。 味はカレイの中でも最高級だと言われており、刺身は絶品。他にも煮付けや唐揚げ、ムニエルなどでも美味しい。