魚図鑑
マスノスケ(キングサーモン)
画像提供:魚種格闘技戦!
□説明
和名:マスノスケよりも、英名:キングサーモンの方がよく知られているだろう。「キング」の名の通り、サケの中では最も大きくなる種類で、最大57kgという記録がある。和名の「マスノスケ」も「マスの親分」というような意味である(スケ=介とは王朝国家の役職で、地方で権力を振るった)。 日本近海にエサを求めて回遊してくる事はあるが、国内の河川に産卵の為遡上する事はなく、ごく稀に迷いザケとして遡上した事があるという程度。北海道では沖合いでのジギングで釣れる事があるが、その確率は非常に低い。 アジア側ではカムチャッカなどに遡上するが分布の中心は北アメリカで、アラスカやカナダが釣りの本場となる。サーモンフィッシングの最高のターゲットとされているが、サケの中でも特に脂肪が多い為、食味の点でも欧米人に最も高く評価されている。サーモンステーキや燻製、ムニエル等で非常に美味しい。