魚図鑑

ヒイラギ
画像提供:てちあんさん
□説明
内湾や河口でキスやハゼを狙っているとよく釣れてくる。釣り上げるとグウグウ鳴くが、体が非常にネバネバしている上に、ヒレに鋭いトゲがあるので嫌われる事が多い。このトゲや体形が植物のヒイラギを連想させるので、「ヒイラギ」という名前がついたと言われている。 口を伸ばす事ができるのも特徴で、この伸縮自在の口を使って砂や泥の中からエサを探りだしている。また、食道の中に発光バクテリアを共生させているので、暗い所では体の下半分が青白く光る。 一般的には外道として扱われているが実はかなり味の良い魚で、干物や唐揚げ、煮付け等にして美味しい。特に高知では「ニロギ」と呼ばれて人気の高い魚でもある。ただ、身が少なく骨が硬いのが難点。