キス釣りの外道としてお馴染みの魚で、通称「メゴチ」の名でよく知られている (ただし標準和名が「メゴチ」という魚は別にいるので注意する事)。関西では「ガッチョ」と呼ばれている。「コチ」の名がついてはいるが、マゴチとは分類上全く近縁ではない。 キスを狙っていて、あまりエサを動かさないでいるとよくかかってくるが、エラのそばに棘があり(毒は無い)、体中がネバネバした粘液で覆われている為嫌う人も多い。だが、天ぷらやフライにして非常に美味しい魚であり、特に関東では天ぷら種として欠かせない。鮮度が良ければ刺身にしても美味しい。 前述のようにとてもヌルヌルしているので、ハリを外す時にはメゴチバサミで掴むと良い。