魚図鑑

ニザダイ(サンノジ)
画像提供:釣り坊さん
□説明
危険! 尾の付け根の骨質板に鋭い棘がある 尾の付け根に黒い斑紋に囲まれた骨質板が4つあり、そのうちの3つがよく目立つので「サンノジ」「サンコウ」と呼ばれたりする。この骨質板には鋭い棘があるので、素手で掴まない事。ニザダイの仲間は英語で「サージョン・フィッシュ(外科医魚)」と呼ばれているが、この鋭い棘が医療器具のメスを連想させる事に由来している 。 一般には磯釣りでの外道として扱われているが力は強く、大メジナと錯覚させる程強烈な引きを見せる。 だが、主に海藻を食べるので身に独特の臭みがあり、食用魚としては敬遠される事が多い。ただし冬になるとこの臭みが減るので、血抜きをしっかりすれば刺身や唐揚げなどで美味しく食べる事ができる。