シロメバルやアカメバルなどのいわゆる「メバル」よりも沖で釣れるので(水深50～150mあたりに生息)、一般に「沖メバル」と呼ばれている。同じく「沖メバル」と呼ばれているウスメバルと非常によく似ているが、トゴットメバルの方が背中の黒い模様の色が濃く、輪郭もはっきりしている点で区別できる。また、本種の方がやや南方系で(岩手・新潟以南に分布。ウスメバルは北海道南部から関東・山陰以北まで)、サイズも小さい (25cmくらいにしかならない)という違いがある。 沖の根の頂上などで大きな群れを作っているので数を釣る事ができるが、大型ほど上層にいるので、小型ばかり釣れるようならタナを少し上げた方が良いだろう。 メバルと比べると大味と言われるが十分に美味しく、塩焼きや煮つけ、唐揚げ、干物等で美味。