魚図鑑
ダイナンウミヘビ
□説明
危険! 牙が鋭い 「ウミヘビ」と名にあるが、爬虫類のウミヘビとは全く関係がない。 ウミヘビ科の魚の中でも特に大きくなる種類で、最大で2m近くにまで成長する。体はとても細長く、非常に尖った鼻先と大きく裂けた口が特徴である。口の中には鋭い歯が並んでいるので、ハリを外す時には注意した方がよい。 昼間は頭だけ出して砂の中に潜っているが、夜になるとエサを求めて泳ぎ回るので夜釣りでよく釣れる。主に投げ釣りの外道として釣れる事が多いが、仕掛けにからみついてメチャクチャにしてしまうだけでなく、噛みつこうとさえするので始末が悪い。 食用魚としては全く評価されておらず、味が良くない上に小骨も多いので持って帰る人はまずいない。