魚図鑑
シロカジキ(シロカワカジキ、ブラックマーリン)
□説明
危険! 長い吻が鋭い クロカジキと並び、特に大型になるカジキ。最大で4.6m、700kg以上に成長する。 オスよりメスの方が圧倒的に大きく、120~130kgを超えるような大型はほぼ全てメスである。 生きている時の体色は黒っぽいので、英名で「ブラックマーリン」と呼ばれているが、死ぬと白っぽくなるので和名では「白カジキ」と名付けられている。 胸ビレは体に対してほぼ垂直に固定されており、関節を破壊しない限り動かす事ができない。この点で他のカジキ類と区別する事ができる。 クロカジキよりはやや沿岸性が強く、オーストラリアあたりでは磯から若魚(数10kg級)を釣る事ができる。日本国内では主にトローリングの対象魚だが、クロカジキやマカジキに比べると数はずっと少ない。 マカジキ科の中ではマカジキの次に美味とされており、刺身や粕漬け等で賞味される。