魚図鑑

シマガツオ(エチオピア)
画像提供:やすのびサン
□説明
別名「エチオピア」と呼ばれるが、かつて(1935~37年)エチオピアの皇族が来日中に、大量に獲れた事に由来するらしい。 深場に住んでいる魚だが水圧の変化に強い為、釣られてもウキ袋などが膨張する事なく最後まで力強く抵抗する。生きている時は銀色に輝いているが、死ぬと黒褐色になってしまう。 相模湾や東京湾口で人気のある釣魚で、春から夏にかけてサバの切り身をエサにした胴突き仕掛けで狙う。また、タチウオ狙いのジグにしばしば食いついてくる。 旬は冬で、この頃は脂がのって刺身にして美味いが、他にムニエルやフライなど洋食にも合う。ただ、ウロコが硬くてとりづらいのが難点。