魚図鑑

ゴマフエダイ
画像提供:魚種格闘技戦!
□説明
ウロコに黒い斑点があり、これがゴマを連想させる事から「ゴマフエダイ」の名がついた。本州ではあまり多くないが、奄美・沖縄ではごく普通に見られる。沖縄では「カースビ」と呼ばれている。 フエダイ類の中でも特に淡水に強い種類で、幼魚~若魚の頃まではよく川に進出する。その為、英語では「リバー・スナッパー」という名がある。また、「マングローブ・ジャック」とも呼ばれるとおり、マングローブ帯でよく釣れる。引きが強く、ルアーに対する反応が良いので人気があり、特にオーストラリアでは高く評価されている。 ただ、成魚になると沖合いの深みに移動してしまうのであまりお目にかかれなくなる。最大では1mを超える。 刺身や煮付けなどで美味な魚ではあるが、シガテラ中毒の例もあるので注意する事。