魚図鑑

コウライニゴイ
□説明
ニゴイと非常に良く似ていて、1990年までは同一の種と考えられていた。 区別する方法は下唇を魚体の下のほうからみると皮弁が厚く発達しているかどうかである。 しかし、この判別はニゴイとコウライニゴイを比較できる場合に有効だが、単一の魚体のみで見る場合には良く多くの個体を見ていないと判断は難しい。 西日本にいくほど本種の分布が多くなるが、滋賀県・京都府などではニゴイと本種の分布域が重なっており、交雑種の存在も予想される。 ニゴイ同様身は臭く、小骨も多くお世辞にも美味とは言えない。