魚図鑑

クロダイ
画像提供:チヌ道一直線
□説明
日本の釣魚の中でも代表的なものの一つ。成長によって名前が変わる出世魚で、チンチン→カイズ→クロダイとなる。西日本では主にチヌと呼ばれる。また、川を遡る事もあるのでカワダイと呼ぶ地方もある。 悪食な事で有名で、釣り餌もオキアミやカニといったごく普通のものからカイコのサナギやコーン、スイカといった変り種を使う事もある。 釣り方もバラエティに富み、ウキ釣りやヘチ釣り、ミャク釣り、投げ釣り、最近ではルアーでも狙ったりする。古くから釣りの対象魚として知られており、江戸時代には山形県の庄内藩で、武士が武道の鍛錬の一環として狙う魚とされていた。 肉質はやや水っぽいが刺身や焼き物、鍋、潮汁と調理法を問わず何でもいける。