アイナメによく似ているが、アイナメは側線が5本あるのに対し本種は1本しかない。また、尾ビレの後縁が丸みを帯び、ウチワのようになっている事でアイナメと区別できる。さらにアイナメは50cmを超えるものもいるが本種は最大でも30cm程度にしかならない。 北方系の種類が多いアイナメ科の中では最も南に生息している魚で、黒潮の影響を受ける地域ではアイナメよりも数が多い。また、アイナメよりも浅場に生息しており、特に藻場に多い。 アイナメと比べると味が落ちると言われるが、刺身や唐揚げ等で美味しい。ただ、サイズが小さいので調理は面倒。