魚図鑑

クサフグ
画像提供:釣りビジョンスタッフ
□説明
危険! 卵巣、肝臓、腸に猛毒が、皮膚に強毒が、肉と精巣に弱い毒がある 本州沿岸では最も普通に見られるフグ。大きくても20cmほどにしかならない。堤防や砂浜、河口などでキスやハゼを狙っているとよく釣れてくる、外道としてお馴染みの魚である。やたら数多く釣れる上に、歯が鋭くハリスを噛み切ってしまう事が多いのでタチが悪い。 釣魚としては全く省みられていないが、初夏の大潮前後、満月か新月の夜に集団で海岸に押し寄せて波打ち際で産卵するという興味深い習性を持っている。 小型である上に筋肉や皮膚、内臓に毒があるので食用には全く向かない。