魚図鑑
ギンガメアジ
□説明
ヒラアジ類の幼魚は「メッキ」と呼ばれ秋のライトルアーの対象魚として親しまれているが、本種の幼魚が最も数が多い。小さい頃はアユやハヤ等の小魚を追って川のかなり上流に遡る事もある。 本来は暖かい海の魚なので、本州では冬を越せずに死んでしまうというが、温排水の影響が強い所で冬を越し、大型化するものもいる。一方、遊泳力が強いので南方に戻っているという説もあり、詳しい生態はわかっていない。 成魚はよく大群を作るが、その眺めは非常に壮観なので、特にダイバーに人気が高い。 また、ヒラアジ類の中では夜行性が強いと言われ、南の海で夜間にジギングをするとよくヒットする。 刺身や塩焼き等で美味しいが、大型の物はシガテラ中毒の可能性があるので注意が必要。